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クーリングオフ (イルカの絵が要らなかった時の対処法)

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    クーリングオフは、興奮や緊張など精神的に熱い状態で行った契約を、冷静になって見直した結果解約できる制度(Cooling-off period:冷却期間

    クーリングオフは国が認めた制度で、契約解除の理由(いらない・払えない等)の「説明不要」、
    違約金や解約金、業者への事前通告などの条件無く(無条件)で、
    業者の同意無く「一方的に解約でき、業者は拒否する事ができない制度。

    クーリングオフが及ぶ範囲は、申込み段階なら「契約未成立」に、契約後の場合は「原状回復」となる。

    通常の契約では、解約時の「原状回復」は双方に義務が発生するが、クーリングオフの場合は「消費者保護」の観点から、
    原状回復の義務は業者にのみに発生し、業者は「提供したサービス等の費用請求放棄」「受け取った代金の返却
    消費者が受け取った物品の回収」などの義務が発生する。
    消費者には費用の負担は無い


    現在、ほとんどの物品、役務、権利の契約はクーリングオフの対象となっている
    (2009年12月指定商品・役務の廃止)

    ただし、一部例外が有る。


    クーリングオフの対象外

    ・店舗・営業所での契約
     スーパーでの買い物や、契約をする目的で営業所に訪問して行った契約はクーリングオフの対象外 

      但し、例外として以下はクーリングオフの対象となる。
      
       *キャッチセールスやアポイントメントセールス 
          「ちょっとイルカの絵を見ていきませんか?」など販売目的を隠した誘いによる訪問

       *エステ、語学・スキル教室など特定継続的役務提供(サービス提供)

       *マルチ商法などの連鎖販売契約 (違法販売)

       *内職商法、モニター商法、催眠商法 (違法性が有るため)

       *一部保険契約

       *外観上普通の家にしか見えない自宅の一室や旅館などで、1〜2日程度開催される展示販売
      以上の場合は、クーリングオフの対象となる。

          
    ・通信販売
     雑誌・カタログ、ダイレクトメール、ネット販売(オークション含む)、テレビショッピングなど、
     業者の提示した情報を理解し納得した上で自ら購入の意思(電話、郵便、ネットなど)を示した場合クーリングオフの対象外

     業者が自主的にクーリングオフを設定する事は有る。


    ・健康食品・化粧品、洗剤などの指定消耗品を使用したり、全部または一部消費したものはクーリングオフ対象外

     指定消耗品とは
      
       *一般の食用に用いられない動物や植物の加工品であり、人が摂取するもの (漢方薬など)

       *不織布及び幅が13センチ以上の織物 (布を買って服を作るなど)

       *コンドーム及び生理用品

       *防虫剤、殺虫剤、防臭及び脱臭剤 (開封後は不可)

       *化粧品、毛髪用剤、石鹸、浴用剤、合成洗剤、洗浄剤、艶出し剤、ワックス、靴クリーム、歯ブラシ (開封後は不可)

       *履物
      
       *壁紙

     以上が指定消耗剤で、使用したり全部または一部消費するとクーリングオフの対象外と成るが、
     例外として以下の場合は、クーリングオフが認められる。

       *法の要件を満たす書面(申し込み、契約書)を交付されていない。

       *交付されても、「当該商品を使用、または全部もしく一部を消費した場合はクーリングオフ出来ない」旨の記載が無い。

       *販売業者が使用させたり、開封するよう進めた場合

       *セット販売物で単品での販売も有るものは、未使用分に関してクーリングオフできる。

       *箱やセロファンを開けただけで、内部商品の価値が著しく減少することが無い場合

       *マルチ(まがい)商法による購入 (違法販売)

     これらの場合はクーリングオフが認められている。


    ・自動車、運搬車の購入
       内職商法やマルチ商法による購入以外クーリングオフの対象外。 (特定商取引法 適用除外品)


    ・業者が商売のためにした契約
       法人、個人経営関係なく商売の営業のために行った契約はクーリングオフの対象外


    ・3000円未満の現金取引
       3000円未満の契約は冷静に行いましょう。


    ・クーリングオフ期間が過ぎた場合 
       クーリングオフ期間は、

       *一般的な契約(訪問販売、店舗外取引、キャッチセールス、エステ、スキル学校など)とそれらのローン契約
         8日間

       *権利契約(土地、建物、保険、会員権など)
         8日間

       *投資顧問契約
         10日間

       *預託取引
         14日間

       *マルチ商法、内職商法とそれらのローン契約
         20日間

      これを過ぎると、クーリングオフではなく業者との解約交渉になります。


    ・特定継続的役務提供(エステ、スキル学校など)の短期間・小額の契約
       契約期間が短期間または小額のサービス提供契約は、クーリングオフの対象外

       *エステ:1ヶ月以内
      
       *スキル学校、結婚サービス、家庭教師:2ヶ月以内

       *金額:5万円以内(消費税含む9

       但し、訪問販売、キャッチセールス、アポイントメントセール、店舗外取引、電話勧誘の場合はクーリングオフ対象


    ・取引の意思を持って業者を自宅に呼んだ場合


    ・自分から業者に電話した場合
       業者からの「電話勧誘」と知らずに残されたメモによる電話は除く


    ・1年以内に1回以上の取引が有る業者の訪問


    ・1年以内に2回以上取引の有る業者の電話勧誘


    ・国や地方公共団体との契約

    以上のものがクーリングオフの対象外に成ります。


    次に、クーリングオフの方法です。

    一般的な契約は口頭でも有効になるが、
    クーリングオフの場合日付が重要に成る為書面による対応を趣旨としている。

    クーリングオフは契約書を受け取った日から対象期間内(消印有効)に書面(はがき・手紙など)で発送、
    必ずコピーをとり、特定記録か簡易書留で送り送付証明を残す事。(大切な証拠です)

    書面には

    契約解除通知書」と記載し、

    契約年月日」 例:平成○年○月○日
    商品名」 例:イルカの絵
    契約金額」 例:50万円
    販売会社名」 例:絵売アン株式会社 秋葉原営業所
                 担当者 ○○氏

    を書いた後に、
    上記日付の契約は解除します。なお、支払い済みの○○万円を至急返金し、早急に商品を引き取ってください

    と、解約の意思と返金、回収の依頼を明記し、

    発送年月日」 平成○年○月○日
    自分の住所」 東京都渋谷区○○ ○-○-○
    契約者氏名」 ○○○

    と書いた物を、業者の代表宛に送ります。(会社宛で良い)

    あまり無いと思われるが、悪徳なところとの契約の場合

    ・契約書を書かせた後、何らかの理由を言って回収し後日郵送と言う。
    ・クーリングオフの説明をしない
    ・契約の確認のため連絡をするが、なかなか連絡取れない(まったく取れない訳ではない)
    ・クーリングオフをしようとすると妨害する

    など不実告知や妨害が有った場合は、書面の交付や妨害が無くなり「クーリングオフ妨害解消のための書面」が交付されるまで、
    クーリングオフ期間は進行しない(期間の延長)

    クーリングオフを理由に脅迫等の連絡・行動をしてきた場合は、「脅迫罪」に成るので即警察に相談を!

    と言う感じに、現在のクーリングオフはかなり消費者有利に働いています。

    例えば買うつもりの無かった「イルカの絵」を買ってしまって困っている人は、周りにばれない様に隠して泣く泣く払うより、
    クーリングオフをするか、少なくとも「消費者センター」に相談しましょう。

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