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ストロンチウム(Sr)

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    名前の由来は鉱石が採掘されたスコットランドのストロンチアン(Strontian)
    金属元素名の-iumを付けた物。
    ストロンチアンはオーバンの北、とても小さな村で大自然に囲まれたとても静かな所らしい。

    ストロンチウムは加熱すると綺麗な赤色の光を出すため、花火に良く使われている。
    また、二次放射線を防ぐことからカラーテレビのブラウン管に炭酸ストロンチウムが使われている。
    現在でも液晶テレビやプラズマディスプレイの平面ガラスに利用されている。

    属性としてはアルカリ土類金属に属するため、Ca:カルシウム、Ba:バリウム、Ra:ラジウムと性質が似ている。
    (Be:ベリリウム、Mg:マグネシウムは2族だがアルカリ土類金属ではない)
    水と常温で反応し、水酸化物は水に良く溶け強アルカリ性を示す。
    硫酸塩は水に溶けない。

    ニュースになっているストロンチウムは「ストロンチウム-90」というもので、
    ベータ崩壊をしてイットリウム-90→ジルコニウム-90と変化していく。
    半減期は29.1年で、ラドンから人工的に核分裂させて生成される。
    (ラドンの自発核分裂では少量しかできない。)
    上記に有るとおり、Ca:カルシウムと特性が近く、化合物は水に溶けやすいため、
    体内摂取されると一部は体外にすぐ出るが、かなりの部分は骨の無機質部分に
    取り込まれ長く残留する。

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